〜11/23

最近よかったもの。

silent

こんなにしっかりとドラマの放送曜日が来るのを楽しみにしているのって久々かもしれない。7話まできましたが、奈々に感情移入しまくってしまい夏帆の顔を見るだけで涙が出そうになります。「oasis」「ララランド」「『カルテット』8話」に通ずるあの演出が大の苦手(=大好き)なので6話はあまりに素晴らしく心臓が捻り潰されてしまった。わかりあえないままで人と人はどこまで一緒にいられるんだろう。

そしてそして大好きなブロガー・ヒコさんのドラマエントリーがカムバックしていて大喜び。何度も読み返した。

それにしても髭男のSubtitleの詩の凄みったらない。"言葉を紡ぐ"って一言で簡単にも言えてしまう行為を、これでもかって身を削ってやってる人の詩だってわかる。わたしには毎年個人的な今年の一曲を決める習慣があるんだけど(2019「燦々/カネコアヤノ」、2020「私/星野源」、2021「爛漫/カネコアヤノ」)、今年の暫定が「わたしたちへ/カネコアヤノ」だったのが塗り替えられそうな勢いで、Subtitleには下半期のわたしのさまざまな感情が乗っかっている。2曲ノミネートにしようかな。勝手にします。

Subtitle - Single

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ユリイカ2021年3月号 特集=近藤聡乃

ずっと読みたくて、吉祥寺の「百年」で偶然見つけたのですぐに買った。ユリイカは気になるところから適当に読むのが楽しい。くどうれいんの寄稿や、ポリアモリーの視点から「A子さんの恋人」を解釈した「AとVのかたち」がおもしろかった。

くどうれいんの寄稿「アドベントレター」より。

『A子さんの恋人』のすごいところは、恋愛の物語なはずなのに、ぜんぜん「うっとり」した感じがないということだ。
そして思い返してみれば実際、恋愛というものは「相手を思って〇〇をする」という行為の繰り返しで、うっとりしている時間はあまりない。それよりも、恋愛を通して自分のことを考えている時間や、決めなければいけないことから気を逸らそうとしている時間の方が圧倒的に長い。恋をしていると、ふと、いま、このわたしのどこからどこまでがわたしなのだろう、と思うことがある。恋とは、恋人という他者によって、自分自身のその輪郭をたしかめるためのものではないだろうか。そして、恋人というものは、自分の中から、自分では届かない場所へ沈んでいたものを掬い上げてくれる存在であると思う。

なにわ男子「ハッピーサプライズ」

サビを聞いた瞬間のこれが!ジャニーズ!っていう気持ちよさ。眩しくてただただ嬉しくなる。自分の中で同じ部類に入っているのがKing & Prince「Lovin you」とHey!Say!JUMP「White Love」なんだけど、続けて聞いてみると単純に音に似通った部分があるな。これが私の王道ジャニーズ(アナザースカイ)。

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オズワルド「あたらしいとうきょう」

いい歌。ずっと聴いている。「たくさんの知らない顔の中に紛れる事でどこか安心している  知らない自分がこの街にいる事で誰かを安心させているのかな」が好き。

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JO1 「 Phobia / Yeji Kim Choreography」

パフォーマンスビデオよりこの動画が好きかも。川尻蓮のスタイルとダンスのいいところが全部見られる。

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彼氏と付き合い始めて二ヶ月ほどが経った。私の人生には恋愛というものが滅多に登場しないので、本当に色々なことがわからなくて、難しくて、楽しくて、おもしろい。

ふとした瞬間に「あーあー始まっちゃった、始めちゃった、あーあ!」みたいな感情が訪れる。振り返るともう自分ひとりでは想像できなかったところまで来ていた。そうか他者と関係を作り上げていくというのはこういうことだったとハッとする。何にせよ「戻る」ことはできない、「変えていく」ほかない。寄りかかりすぎずに、しかし信じる、みたいな状態がたぶん今の私の理想で、この身の在りたい在り方を一生探していく作業なのだと思う。好きでいてもらえていることを受け止める筋肉と、それとは別に私が私として相手を好きでいる筋肉の両方をもっと鍛えたい。それから私が私を好きでいる筋肉も。私はまだなにもかもに臆病だ。でも続けたいと思う。そのために努力する。

 

気がつくともう12月だ。今持っているもの、どうにかして全部持ったまま、ひとまずは大学卒業まで漕ぎ着きたい。ただそう頭で思っていても心が追いつかない時がほとんどだから難しいのだけど。わたし(たち)は自暴自棄よりも早く走るしかないのだ。

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