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(ひとつ前の記事①の続きです)

 

12月はなんだか仕事でイライラしてしまうことが多かった。今まではあらゆるストレスに対して、「まあ自分が悪いか」と自責で落ち込むほうに持っていくことが多かったのが、最近は怒りのほうにシフトするようになった気がする。程よく人のせいにすることは自分の精神衛生上ではいいことだけど、実際自分に落ち度があるときにもそれをやってしまわないようにしないと。仕事でのストレスや思うようにいかないことに対してどう向き合っていくかというのはずっと自分の中での課題。

 

ブログに書いていたかは覚えていないけど、2023年の目標は「貪欲になる」でした。したい事とかなりたい姿を想像して、それに具体的に向かっていくことをまず自分に許す。私はこの「許す」の段階から始めていくことを「貪欲になる」という言い方で表現していたのだと思う。振り返ってみると2023年下半期は特に仕事とかで余裕がなかったし、目標を達成できた気はしない。でも目標を立てて、たまに意識できていただけよかった気もする。

今年の目標はずばり「自炊と運動」。今年はマインドではなく、具体的な行動にしてみた。今の自分に圧倒的に足りていなくて、それを情けないと思っていること二つ。「自炊」については母に宣言してみたので、自分で夕食を準備するときは買ってきたり外で食べるのではなく、作れればと思う。「運動」はかなり達成できるか自信ないけどとりあえずジムに通うかヨガの体験申し込みをするかしてみる。面倒臭くなる前にやろう。

年末年始は部屋の片付けをかなり頑張った。大幅な模様替えも兼ねているので大掛かりでまだ終わってない。物を捨て整理したことで必要な家具や収納もわかってきたので買いに行かないと。3年以内には実家を出ようと思っているし、両親は本当に片付けが苦手(私もだけど)なのでその前に家をなるべく綺麗にしておきたい気持ちがある。片付けをするのは気持ちがいい。実家に家族以外を入れることは滅多にないので、片付けは他者の視線ではなく、自分の心地よさのためだけに時間をかける行為だ。こういう時間をちゃんと確保できる余裕を持っていたい。

 

今年のために立てた目標とか、片付けとか、こうして考えると改めて私の人生は「できないこと(かつできるようになりたいこと)をできるようになる」ためのもののような気がしてくる。みんなができていることができないと思う瞬間があまりに多いけど、多いこと自体に落ち込むのではなく、できるようになればいい。そのために、時間がある。明日がある。2023年に触れたものの中でもかなり印象が強い小説「正欲」の序盤の文章は明らかに「知っている」感覚だった*1。だけどそこに抗いたい。「明日、死にたくない」と思いながら生きたい。

 

光の跡

光の跡

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*1:約2年前、この記事https://rocknrollnuts.hatenablog.com/entry/2022/02/20/183520に片付けをしたときの心境を書いていたのを読み返して、「正欲」の序盤の文章と重なる部分があると思った