〜12/26

年末年始の空気感ってなんだかむず痒くて、毎年早く過ぎてくれと思ってる気がする。誕生日に抱く感覚といっしょ。

Apple Musicのあれ。

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カネコアヤノと星野源がツートップなのはこの先もずっと変わらないと思う。1月の星野源の会員限定イベントが無事当たってとても嬉しい、彼のライブは2019年2月28日のPOP VIRUS TOUR東京ドーム公演ぶりだ。4年前の今頃私はこの日だけを楽しみに大学受験勉強をしていて、合格をもらったあとのライブ当日はもう夢のように幸せだったことを強く覚えている。そして今、卒業を間近にして似たような状況になっているから不思議だ。

ここのところ作業中はチャットモンチーをシャッフルで流すか、ダウ90000蓮見さんの2022トップ100のプレイリストを流すか、マイベストドラマ「カルテット」(アマプラネトフリに帰ってきていて盛大に感謝)を流すか、テラハの2019東京編を流すかしている。テラスハウスは、自分がネトフリに加入してから追って観始めたから放送当時のSNSを目にしていないことと、同時期にテラハを観ている人が周りにいなかったことで幸い一人きりで楽しく視聴できていた。久しぶりに見返すとその加害性や問題点にはなおさら感じるものがある。と同時にやっぱり異常に面白いのも確かで、もうなんかどうしたらいいんだろうと思う。

そういえば私が大好きで大切にしているもののうち「カルテット」と「A子さんの恋人」(と「テラスハウス」)は表現こそ違えど描いているテーマはめちゃくちゃ近いところにあるのでは?と気がついた。これらの作品は今までもこれからもことあるごとにブログに登場してしまうと思います。

最近よかったもの。

 

小松海佑「蔑ろにされる魂の種類」12/1

めちゃくちゃおもしろかった。身体ひとつとマイク一本で10の漫談を披露し続けるストロングスタイル。小松さんの漫談はこれまでYouTubeでしか観たことがなかったけど、劇場で観ることにかなり意味があるのだと今回で気づかされた。言語のひとつ一つをお客さんが取りこぼすまいと必死になる空気感や、その言語が客に伝わる/伝わらないが座席の私にも感じられるから舞台上の当人はもっと感じるのだろうと想像できる緊張感。それらひっくるめて全てが彼の作品だった。じっくり繰り返し味わいたくなるから、本にしてほしいとか音源のアルバムとして欲しいとかつい思ってしまうものの、あの漫談の最中に混ざる言い淀みや、噛んだり飛ばしたりしてしまうそのスリルは文字や音声だけでは味わえないもので、彼の言葉は彼の身体から出てくるからこそ命をもつ。「血の色」「合唱コンクール」が特に入ってきやすくて面白かったと記憶に残っているけど「ビンゴ」の話が進むにつれてああ、そういう、、!とイメージのモザイクが取れていく感覚は衝撃的だった。学生時代の記憶に執着したネタ(と呼んでいいのかな)の傾向を感じるほどに坊主にスーツのビジュアルにも納得がいく。

それから客入りとネタの間の選曲がとてもいいのにも驚いた。このネタの感じで、ライブ名を回収していくスタイルの10本目「決着」(タイトルかっこよすぎ)が終わったあとに流れる曲がきゃりーぱみゅぱみゅの「一心同体」なのがやばい。ライブに足を運んできてくれた人たちへのラブソング、、!?と思ってしまった。また必ず観に行きたい。

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PUNPEE「Return of The Sofakingdom」

「The Sofakingdom」の続編嬉しい。PUNPEEって遊び心とサービス精神がめちゃくちゃにある人だと思う。そこが好き。アルバム「MODERN TIMES」もいつ聴いてもいい。これは「MODERN TIMES -Commentary-」と交互に聴くのが楽しく、「火葬場の音」とか「第三の壁を叩く音」を聴けるのはたぶんこのコメンタリーくらい。

Return of the Sofakingdom - EP

Return of the Sofakingdom - EP

  • PUNPEE
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1222

music.apple.com

Modern Times - Commentary

Modern Times - Commentary

  • PUNPEE
  • ヒップホップ/ラップ
  •  

music.apple.com

日曜日よりの使者

こんなに良い動画が存在していいんだ😭という気持ち。阪本が笑ってくれていると嬉しくなる。マユリカ阪本とビスブラのきんちゃんといえばこのYouTubeライブが本当に面白くて何回聴いても声を出して笑ってしまう。「私たちは!」「いつだって」「いつまでも」「「こういう感じよー!」」

youtu.be

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M-1グランプリ2023

ファイナリストが決まった時点で、もともと好きな芸人ばかりで楽しみにしていた。今年はとにかく最後まで予想できない大会だった。序盤の山田邦子の採点には本当に焦ったし、ウエストランド男性ブランコを抜いていくとは思ってなかった。私的に特によかったのはさや香男性ブランコ、ヨネダ2000だけど、ウエストランドが出てきてからの番組の空気は完全にウエストランドのものだったことはビシバシ感じられたから納得だ。敗者復活で応援していたのはマユリカ。初めてちゃんと観た令和ロマンがおもしろすぎてびっくりした。Podcast「奇奇怪怪明解事典」でTaitanがめちゃくちゃ思い入れてしまってる感じもよくわかる。もう来年が楽しみ。

HASAMI group 「病気が治ったら」

彼氏が教えてくれた。イントロから歌詞から音質、音楽、映像すべてがいい。大切にしたくなる。

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あっという間に12月が終わりそうになっていて驚く。少なくとも1ヶ月に一回はここを更新したいと思っているからぎりぎり間に合ってよかった。今取り組んでいることのうち年末で納められるようなことは何もないので、今年を振り返るのはもう少しあとにする。