ブログを書いていない間に、大学を卒業し、会社に就職した。それはそれは文字に残しておきがいのあるここ2ヶ月だったはずだが、あまりに怒涛すぎて書きようがない。
会社で人と様々なやりとりをしながら、大学一年生の春を鮮明に思い出していた。「集団の中にいる自分」に、今も昔も変わらない部分があることに気づいておもしろかった。当時は受け入れられずにいたそれを、なんかもうかなり受け入れられたからおもしろくなっちゃったんだと思う。自意識に対する身のこなしは、四年前よりかはいくらか板についたんじゃなかろうか。身のこなし、というのは自分の思う「他人にとっての自分という存在のスケール感」が、自分の思う「自分にとっての他人という存在のスケール感」と照らし合わせてあまり齟齬がなくなりスムーズさを手に入れた感じ?前は前者が後者に比べてぶくぶくと膨れていた。
ツイッターで見かけたこの文章、今後も何度か読み返したくなると思うからここに記録。
入社1週間目は「ザ・グローリー」シリーズを退勤後に観るのを楽しみに生きた。めちゃくちゃよかったなあ...ドンウンとヨンジンが対峙するシーン、ドンウンは抑えようのない怒りの奥で泣いていて、ヨンジンはだだ漏れる怒りの奥で怯えている、二人の眼がそんな風に見えてすごかった。鑑賞しながら映画「スリー・ビルボード」や小説「ユリゴコロ」を思い出し、善意を持ち合わせた人間が復讐をするとはどういうことか、を描くと最終的に似通ったところに収束するのかもと思った。
IVE「I AM」が素晴らしくて朝イチ再生必須曲に決定。この有り得なさ。
私は誰かのDream come true.........Life is 美しいギャラクシー.........
家族が何かの粗品で貰ってきたステンレスのマグカップでコーヒー牛乳(青いブレンディと牛乳を半々に入れたやつ)を飲みながら、えっこれならゆっくり飲んでるうちに温く、不味くなって捨てたくなっちゃったりしないんだ?と気づいてやばかった。こういう工夫とか手間とか言えないほどの小さいことで格段に良くなる部分、今の暮らしにはまだまだあるんだと思う気づいてないだけで。
ここ2ヶ月の間に卒制のことを書けていたら、必ず引用したいと思っていた文章があるのでついでに。去年の制作に関わるマインドの大部分を、この言葉に支えられていた。
「生きつづける理由」美術工芸学科 学科長 竹内万里子
— 京都芸術大学 (@kua_pr) 2022年2月5日
美術工芸学科の各コースにも教員によるテキストが掲げられています。それはこの一年を振り返るとともに、卒業展を迎えた学生たちへのエールでもあるように感じます。#京都芸術大学卒業展 pic.twitter.com/Hqy5qPlx6O
とにかく何か支えを見つけながら、自分の意識を余計な方向に向けないようにしながら、楽しいと思ったことを楽しいと思い、嬉しいと思ったことを嬉しいと思う。そんな感じで引き続き社会人生活をやっていく!